9月8日からは黄経165度 白露(はくろ)です。
『白露』は草木に白い露が見られるようになる頃。
白露を過ぎると日中は残暑で真夏のような暑さでも、夜が長くなるにつれ朝晩は次第に涼しくなります。
「草に降りた露は白く、セキレイが鳴きはじめ、ツバメが南の国飛び去っていく」季節なのだそう。
白露の七十二候
- 初候は『草露白(くさのつゆしろし)』
草露白とは、草花に降りた朝露が白く涼しく見えるころです。
夏から秋への変わり目です、『梅雨が降りると晴れ」という言葉があるそう、高気圧に覆われ晴れの日が続くことをいうのだとか。
- 次候は『鶺鴒鳴(せきれいなく)』
鶺鴒鳴とはセキレイが鳴きはじめるころ。
日本各地にセキレイにまつわる伝承があるのだそう。
三島市、広島県などでは、セキレイは神の鳥とされていて、あきる野市や盛岡市のほか、多くの自治体の指定鳥にもなっているそう。
- 末候は『玄鳥去(つばめさる)』
暖かくなる春先に日本にやってきたツバメが、再び日本から暖かい南へと飛び立っていくころ。
そうして春にまた日本に戻ります。
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七十二候とは
1年を24に分割した『二十四節気』のそれぞれを3分割にした暦です。
季節の草花
秋の七草
萩・すすき・葛・なでしこ・おみなえし・藤袴・桔梗
これらの草花は、万葉集の時代から詠われ愛されてきました。
華やかでなくとも、小さくて可愛い花が多いですね ^^
季節の果物
- イチジク
性質は平性 肺・胃・大腸に帰経する。
食物繊維が豊富で整腸作用があり、お通じによいのは有名ですね ^^
カラダを潤す性質があるので肌が乾燥しやすかったり、口が渇きやすい方によいそう。
また、声枯れや空咳にも効果的なのだそう。
おわりに
数日涼しい日もありましたが、また残暑が厳しいです ^^;
まだ冷房がありがたい時間もあるので、冷やさない工夫も大切ですね。
お灸や温かいお茶が、気持ちよく癒してくれています♪
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