10月8日からは黄経195度 二十四節気の寒露です。
寒露とは晩秋から初冬にかけて寒さが増し、草木や木の葉の上につく露が、寒さで凍りそうになる頃。
寒露の頃には残暑も終わり、日中は過ごしやすい陽気ですが、朝晩は肌寒く感じるようになっていきます。
『雁の群れがやってきて、菊の花が咲き、コオロギが戸口で盛んに鳴く声が聞こえる季節』なのだそう。
寒露の七十二候
- 10月8日から初侯は鴻雁来(こうがんきたる)です。
「鴻雁来」とは、ツバメと入れ違いに雁が北から渡って来る頃。
雁は冬を日本で過ごし、春になると北へ帰っていきます。
- 10月13日からは次候の菊花開(きくのはなひらく)です。
「菊花開」とは、菊の花がさく頃。
各地で菊まつりや品評会などが行われます。
菊は古来中国から伝来しました。
- 10月18日からは末候の蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
「蟋蟀在戸」とは、キリギリスやコオロギが戸口でなく頃なのだそう。
七十二候とは
1年を24に分割した『二十四節気』のそれぞれを3分割にした暦です。
寒露|季節の花

- キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属
原産地 中国
開花期には、甘い香りが広範囲に漂う。
花言葉はたくさんあるようです ^^
謙虚・気高い人・官能美など
日本には雄株しかないため結実しないそう。
また緑茶やウーロン茶に金木犀の花を混ぜた、花茶の『桂花緑茶』などもあります。
おわりに
今年、我が家の近所では..一瞬涼しくなった9月に早いうちに、キンモクセイの香りの時期は終わってしまいました。
あれからもう10月になり、朝晩はだいぶ涼しくなりました。
先日出かけた山の夜は、この時期にしてはちょっと、かなり寒かったです^^;
こうして暦について学んでいくと、季節の移り変わりを意識するようになりました ^^
私は秋が好きなので、短い季節を楽しみたいと思います。
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