4月20日からは、黄経30度 穀雨(こくう)です。
穀雨は「雨生百穀」と言われ、雨が百種の穀物を生じさせる時期とのこと。
気温も暖かくなり雨の降る日が増えていきます。穀物には恵の雨。
『菜種梅雨』という言葉も聞きますね。菜の花が咲く時期の雨が続くことをこう呼ぶのだそうです ^^
川辺の葦が芽吹き、霜がおりることはなくなり苗が育ち始め、牡丹が咲く季節は春。
「穀雨」は二十四節気の春の最後。
この後は5月5日には「立夏」を迎えます。
暦の上では、もう15日ほどで春も終わりなのですね。本当にあっという間です。
穀雨の七十二候
- 初候は4月20日から葭始生(あしはじめてしょうず)
川辺の葦が芽吹き始める頃なのだそう。
- 次候は4月25日から霜止出苗(しもやみてなえいずる)
暖かくなり朝晩の霜が降りなくなり苗がすくすく育つ頃。という意味で
田植えの準備が始まり農家の方々が忙しくなる季節です。
- 末候は4月30日から牡丹華(ぼたんはなさく)
牡丹が咲き始める季節。
穀雨の季節の花
季節の花
- 藤
- チューリップ
- レンゲソウ
- ヤマブキ
- ヒナゲシ
など。
おわりに
神奈川は、ここ数日は雨が続いています。
春雨が降って百穀を潤す頃ということで、この季節らしい天気なのでしょうね ^^
毎日部屋干しで..そろそろ、お洗濯の乾きが心配です ^^;
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