10月23からは、黄経210度 二十四節気の霜降です。
霜降とは霜が降り始める頃。
秋が深まり今までより寒さが増すようになります。
「霜が初めて降り、時雨が時折降り、紅葉や蔦が美しく彩られる季節」です。
秋、最後の節ですね。
霜降の七十二候
- 初候 霜始降(しもはじめてふる)
霜とは氷の結晶なのだそう。
- 次候 霎時施(こさめときどきふる)
時雨とは晩秋から初冬にかけて降る小雨のこと。
- 末候 楓蔦黄(もみじつたきなり)
もみじや蔦が色づく頃。
秋の山が紅葉することを『山粧う』というそう。
七十二候とは
1年を24に分割した『二十四節気』のそれぞれを3分割にした暦です。
季節の果物・木の実
- 梨
性質は涼性 肺・胃に帰経する。
肺を潤す働きがあり、喉の乾燥や空咳、痰、喉の炎症などを和らげてくれる。
熱を下げる働きもあるそう。
冷え性の人はコンポートなど、煮て食べるのがオススメ。
カリウムが豊富。
- 栗
性質は温性 脾・胃・腎に帰経する。
栄養の吸収を促し、血のめぐりをよくしてカラダを元気にしてくれるそう。
渋皮にはタンニンが含まれ抗酸化作用の効果が期待できる。
栗ご飯にすると、お米にも脾の働きを助ける作用があり相乗効果があるのだそう。
おわりに

きのうの帰り道、ほんのりキンモクセイの香りを見つけました。
今年はもう、季節がすぎたと思っていたので、得した気分でした ^^
キンモクセイの木を見ると、少しだけ咲いていました。
ほかの花より咲くのが遅れてしまったのかな?と考えながら帰ってきました ^^
ここのところ、秋を通りこしたような寒さもありますね。
体調に気をつけて過ごしたいところです。
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